小学生の頃
僕が小学生の頃、まだ電子書籍なんて考えられてもいなかったかもしれない頃、おじいちゃんが突然『ブレイブストーリー』買ってきて僕にくれました。600ページ以上の小説上下巻、小学生にはかなりの分量でした。学校の朝の読書の時間、電車の中やちょっとした待ち時間にちびちびと読んでいました。
小学生の僕はとても読書好きでした。年間100冊くらい本を読んでしました。夏目漱石から、ズッコケ三人組まで。ただ、ストーリーを鮮明に覚えている本はほとんどありません。ズッコケ山岳救助隊も数十回は読みましたが、今となってはほとんど内容を覚えていません。
ブレイブストーリーを捨てようと思った
このブレイブストーリー、何故か今日まで僕の部屋にずっと置いてありました。愛知から京都、東京と2度の引越しを経ているにもかかわらず。今僕の部屋にある本のうち、間違いなく一番古い本です。その本を今日捨てました。
何故捨てたかというと、単純に場所をとるからです。
では何故今日まで捨てなかったのか。京都に引っ越してからずっと、「あと一回読みきったら捨てよう」と思っていましたか、全く読めずにいました。しかし、東京に引越し、ある日からコツコツと読み始め、ついに昨日読み終わりました。
ブレイブストーリー読書感想文
主人公は小学生の三谷亘。父が浮気をし、両親が離婚するところから話が始まります。この運命を変えるために、亘は異世界である「幻界」に旅立ち、運命の女神様に願いを叶えてもらおうとします。幻界の人間関係のいざこざなんかにもまれつつ、女神様がまつ運命の塔を目指すという話です。
テーマは人の感情、特に憎しみです。父の浮気相手に憎しみを抱えた亘の旅を描きます。非常に面白く、長いにもかかわらずまとまった話で読みやすい本でした。
おわりに
まだまだ捨てたい本やモノはたくさんあります。 特にマンガです。どうしようか考えます。