猫でもわかるWebプログラミングと副業

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RPMForgeを使わずにepelを使ってCentOS 6にlsyncdをインストールする

もくじ

最初に結論: 以下の方法でインストールできます。

# yum install epel-release
# yum install --enablerepo=epel lsyncd
# lsyncd --version
Version: 2.1.5

f:id:yoshiki_utakata:20180612170427j:plain

lsyncdとは

サーバーAとサーバーBがある時に、サーバーAのファイルが変更されたら、同様の変更をサーバーBに適用させたいことがあります。サーバーAとサーバーBのあるディレクトリ以下のファイルを常にrsyncしておきたい、といったことです。こういう場合にlsyncdを使います。

inokara.hateblo.jp

Cent OS にlsyncdをインストールしたい

さて、Cent OSにlsyncdをインストールしたいわけですが、軽く調べてみると、ほとんどの記事がRPMForge経由でインストールしようとしているわけです。

qiita.com

しかし、2018年6月現在、RPMForgeからパッケージをインストールしようとすると、

# yum install http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpm
Loaded plugins: security
Setting up Install Process
Cannot open: http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpm. Skipping.
Error: Nothing to do

なぜか Cannot open になってしまいます。どうやらRPMForgeは現在使えなくなっているようです。

qiita.com

ではどうやってインストールするか

上記 RPMForge 終了のお知らせ の記事では、EPELが代替として利用可能とのことだったので、epel経由でインストールします。

# yum install epel-release
# yum install --enablerepo=epel lsyncd
# lsyncd --version
Version: 2.1.5

インストールできました。

他にも

他にも、GitHubリポジトリからダウンロードしてきてビルドする方法もありそうですが、面倒なのでepel経由でインストールするのが無難でしょう。

github.com

結論: 以下の方法でインストールできる

# yum install epel-release
# yum install --enablerepo=epel lsyncd
# lsyncd --version
Version: 2.1.5