なぜ投票に行かなければならないのか
この前統一地方選挙があった。当然私も投票してきたし、投票に行く気がなかった嫁も無理やり投票に行かせた。なぜ投票に行かなければならないのかは前にも説明したが改めて説明しておく。ちかにみ前に説明した記事はこれだ。
www.utakata.work 調べてみたところ、ある都内の区の投票率は 20代が30% 、 60代は70% とかだった。 この区に20代の人が100人、30代の人が100人いた とすると、20代の人は30人しか投票に行かず、60代の人は70人が投票に行く。
ここで区長が2人立候補していた
- 区長候補1: めちゃめちゃじじい優遇の政策を掲げている
- 区長候補2: めちゃめちゃ若者優遇の政策を掲げている
結果、 区長候補1がじじいの票を70票獲得、区長候補2が若者の票を30票獲得 して区長候補1が勝利する。当然の結果だ。
ここで重要なのは、「投票率を上げることで区長候補2を当選させよう!」ではない。ここで区長候補2はこう考える。「若者向けの政策を掲げていても当選はできん」。結果、区長2は方針転換する。次の選挙。
- 区長候補1: じじい優遇の政策を掲げている
- 区長候補2: じじい優遇の政策を掲げている
なんと。若者には選択肢がなくなってしまった!
こうなると区長だけでなく区議会もじじいのための政策を掲げる人だらけになっていくし、国会議員もそうなっていくのは致し方がない。だって若者にアピールしていてそれがどれだけ素晴らしい政策だったとしても若者は投票しないのだから。。。
結論
投票に行かないのに、やれ「税金が高い」など「お年寄りを支えるのが大変」など言っているのはあんぽんたんに過ぎない。もう一度考えてほしい。