画像はスキャンピーのページから https://scanb.jp/
技術書の自炊
技術書を自炊したい(紙の本をスキャンして電子書籍にすること)が、自分は自炊する設備を持っていないので、自炊を代行してくれる自炊代行にお願いしたい。
なぜ自炊代行を使うのか
自炊する以外に、「紙の書籍は捨てて、電子書籍を買う」選択肢もあるが、
- 単価の高い本は買い直すより自炊代行がお得である
- 自炊代行は「1冊x円」なので、漫画のように冊数が多くなると、自炊は高くなりがち
- そもそも電子書籍版がない本がある
ので、今回は自炊代行を使う
自炊代行業者比較
自炊代行業者は色々ある。その中で、今回はスキャンピーと BOOKSCAN を比較する。
この2社は他に比べて低価格で、技術書向けのサービスである(漫画向けのサービスではない)。有名どころでもあるので、信頼できる。
ちなみに今回は7冊の本をお願いする予定である。技術書なので表紙は白黒でよいが、可能ならカラーが選択できるとよい。OCR(文字認識)は必須。
スキャンピー
300ページ以内の本なら、80円/1冊 という格安設定。500ページの本なら160円/冊、700ページの本なら240円/冊と、200ページごとに80円増える。
OCRは80円/冊、表紙カラーは50円/冊で可能。
料金シミュレータがあり見積もりに便利。
僕の見積もりだと合計は 1620円(税別)となった。
ページ数 | 単価 | 冊数 | 小計 |
---|---|---|---|
300ページ以内の本 | 80円 | 3冊 | 240円 |
500ページ以内の本 | 160円 | 3冊 | 480円 |
700ページ以内の本 | 240円 | 1冊 | 240円 |
表紙カラーオプション | 50円 | 2冊 | 100円 |
OCR(文字認識)オプション | 80円 | 7冊 | 560円 |
合計 | 1620円 |
BOOKSCAN
350ページ以内なら100円/冊なので、ページ数によってはスキャンピーより安くなる。以後200ページごとに100円。OCR(文字認識)は100円/冊、表紙はスキャンされないので注意。
こちらには料金シミュレーターがないので自力で計算するしかない。
ページ数 | 単価 | 冊数 | 小計 |
---|---|---|---|
350ページ以内の本 | 100円 | 4冊 | 400円 |
550ページ以内の本 | 160円 | 2冊 | 400円 |
750ページ以内の本 | 240円 | 1冊 | 300円 |
OCR(文字認識)オプション | 100円 | 7冊 | 700円 |
合計 | 1800円 |
350ページを微妙に超えてる本が2冊あったので、高くなってしまった。これが350ページに収まっていれば1600円だったが、スキャンピーは表紙カラーにできたりとメリットが大きいので、スキャンピーの圧倒的処理と言っても良い。
結論
スキャンピーにお願いしてみる。実際使ってみるのは2月とかになりそうなので、また使ったら、詳細な使い方やレビューを書くことにする。
いろいろ調べたが、(漫画でない本については)大抵スキャンピーが最安になりそうだ。
その他の自炊代行業者について
以下のサイトでは10業者を比較している。
漫画を自炊する場合
漫画を自炊するなら漫画スキャン王一択な気がした。
ただ、1冊100円かかる、かつ、本が多くて郵送が大変なので、捨てるなりして、電子書籍で書い直したほうが良いと判断した。