Stripe とは
Stripe とは、クレジットカード決済のための API などを提供しているサービスです。
決済をしてくれるサービスとしては、 PayPal が有名ですが、 PayPal は 1998年に設立された会社ですが、Stripe は 2010年と比較的新しい会社です。PayPal よりモダンで、個人でも簡単にサブスクリプション(月額課金)が実装できるのが特徴です。
Stripe や PayPal を使うと、決済は簡単に実装できますが、かわりに手数料が取られます。(以下は2022年5月時点での手数料です)
- PayPal: 決済金額の3.6% + 40円
- Stripe: 決済金額の3.6%
Stripe のアカウント登録をする
https://stripe.com/jp にアクセスして、「今すぐ始める」をクリックするとアカウントを作成できます。
メールアドレスと名前を入れるだけでアカウントが作成できます。
アカウントを作成すると、銀行口座の登録を求められます。後で登録することもできます。
登録が完了すると、Stripe ダッシュボード画面になります。
Stripe ダッシュボードについて
この画面が Stripe ダッシュボードになります。ここで、商品を設定したり、料金を設定したりします。知っておくと便利なメニューなどをいくつか紹介します。
会社名(サービス名)の変更
一番左上に、会社名やサービス名を登録する部分があります。アカウント作りたての場合は「新規ビジネス」という名前になっていますが、変更しておきましょう。
ここの名前は、商品を購入する際などにに表示されます。
テスト環境と本番環境
右上に「テスト環境」と書いてあり、その横にトグルがあります。テスト環境とは、動作確認を行うための環境で、実際に決済が発生しない環境になります。
トグルをクリックすると、環境が切り替わり、本番環境(実際にお金が動く環境)になります。なお、最初はテスト環境しか使えません。本番環境を利用するためには、利用申請が必要になるので、注意してください。
API Key などの開発情報の閲覧
テスト環境ボタンの横にある「開発者」というところをクリックすると、Webhook の設定や、APIキーの発行などを行う画面になります。Stripe 決済を開発するにあたり、重要な画面になるので覚えておいてください。
商品情報の追加
メニューから「商品」を選択すると、ここで商品情報を追加したり、商品の料金を設定したりできます。