猫でもわかるWeb開発・プログラミング

本業エンジニアリングマネージャー。副業Webエンジニア。Web開発のヒントや、副業、日常生活のことを書きます。

Web 会議用にワイヤレスイヤホン Sony LinkBuds S を買って1年ほど

Sony ワイヤレスイヤホン LinkBuds S

Web 会議用に Sony のワイヤレスイヤホン「LinkBuds S」を買い、1年ほど使ってみたのでレビューを書きます。LinkBuds S は 2022年6月に発売されたワイヤレスイヤホンです。

元々 AirPods Pro (第1世代)を持っていたのですが、それとの比較も書いています。

音質やノイズキャンセリングはヨドバシ等の家電量販店に行けば試せるので、実際に聴いてみるのをオススメします。

LinkBuds S を買うことにしたポイント

これまで、オフィスの自席で Web 会議をする時に安い有線イヤホンを使っていたのですが、さすがに音質が酷かったので新しいイヤホンが欲しいと感じていました。

そこで Sony LinkBuds S を見つけました

  • ちょうどいい価格帯
    • Sony 公式ページだと2万6千円ですが、実際は2万円くらいで売っています
  • マイクのノイズ軽減機能(環境音軽減)
  • 通勤電車で音楽を聴きたいためノイズキャンセリングが欲しかった
  • Web会議するための最低限の音質

Sony の公式ページはこちら

www.sony.jp

使ってみて良かった点、悪かった点

良かった点

  • マイクのノイズキャンセリング(環境音のカット)性能
  • 性能とコストのバランス
  • 複数の機器と同時に接続

悪かった点

  • タッチパネル(ボタン) がめちゃめちゃ暴発する
  • アプリでの設定が面倒 *1
  • アダプティブサウンドコントロールが大きなお世話

使い方

www.utakata.work

形状

かなりコンパクトなデザインとなっており、平らな面がタッチパネルになっています。

耳につけた時の安定感は AirPods Pro の方があるかなと思います。LinkBuds S は歩く時にイヤホンが揺れて少し聞こえづらい気がします。マラソンとかには向かないかも。

Bluetooth 接続

接続はわかりやすく、スムーズです。初回接続時や、接続先デバイスを変えたい場合は、ケースを開き、ボタンを長押しします。ライトが点滅したらスマホの Bluetooth 設定画面から接続すればOK。

2つの機器と同時に接続する機能にも対応しています。利用するには Sony Headphone アプリのインストールが必要です。システム > 2台の機器と同時に接続 をオンにします。2つの機器を接続した場合、片方の音声を止めて、もう片方の音声を再生すると、自動的に再生されてる方の機器に切り替わります。

Sony | Headphones Connect

Sony | Headphones Connect

  • Sony Corporation
  • ユーティリティ
  • 無料
apps.apple.com

使い勝手

この面がタッチパネル(タッチセンサー)になっています

左のイヤホンをタップするとノイズキャンセリングのオンオフ、長押しで外音取り込み、右は再生ボタン。

触っただけで反応してしまうので、結構誤タップしてしまいます。AirPods Pro はちゃんと押さないと反応しないので、この点では AirPods Pro の勝ちですね。

デフォルトだと「アダプティブサウンドコントロール」という機能がオンになっているようで、動きや周囲の音で自動的にノイズキャンセリングがオフになったりします。ただ、意図せずノイズキャンセリングがオフになったりする印象で、個人的にはしっくりきませんでした。

アダプティブサウンドコントロールをオフにするには、アプリを入れる必要があります。アプリが不要な AirPods と比べると面倒ですが、初回だけ頑張って設定すれば良いので我慢することにします。

音質

音質オタクではないので細かいことはわかりませんが、一般的には満足できると思います。

ノイズキャンセリング

外や電車で音楽を聞くなら十分な性能があると思います。ノイズキャンセリングの性能は AirPods Pro の方が良いと思いますが、LinkBuds S でも十分です。

左のヘッドフォンをタップすることで、オンオフを切り替えられます。外音取り込みモードもあります。

マイク

音質に鈍感な僕からすると、マイクの性能は AirPods Pro も LinkBuds S も同程度だと感じました。AI が優秀で、声は非常によく拾ってくれます。

雑音は LinkBuds S の方が綺麗に除去してくれる印象なので(周りの環境にもよると思います)、会議用にはオススメです。

バッテリーと充電

イヤホンだけで6時間 + ケースで14時間 (ノイズキャンセリングONの場合)

充電はUSB Type-C。ワイヤレス充電は非対応です。

アプリを入れるとバッテリーが少なくなった時に通知が来るので便利です。

価格

ソニー公式ページで買うと2万6千円ですが、実際はもっと安く売ってます。僕が買った時は2万円切ってました。なんでこんなに価格差があるのかわからないんですが、イヤホンだと常識なんでしょうか...

マイク、通話品質、ノイズキャンセルの性能的には、2万円だとかなりコスパいいと思います。個人的には2万6千円だと買わないかな、と思います。

まとめ

  • マイクと雑音カットはめっちゃ良い
  • ノイズキャンセリングもそこそこ
  • 全体的な使い心地を考えると AirPods Pro のほうが良い

家電量販店に行くと視聴できたりするので、ノイズキャンセリング等はそこで試してみるといいでしょう。

ポケモン金銀で例えるなら、AirPods Pro がミュウツーで、でもミュウツーは持ってないから、代わりにフーディン(LinkBuds S)使うか、くらいのイメージです。

*1:機能が充実しすぎると逆に分かりづらくなりますよね...