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スクラム実践入門
スクラムについてしっかり学んでおきたく、技術評論社から出ている『スクラム実践入門』を読むことにしたのでその記録です。
スクラムのプラクティス
『スクラム実践入門』でいくつか、スクラムにおいて起こりうる問題と、それを解決するプラクティスが紹介されています。
今回は「リーンキャンパス」について説明します。
リーンキャンパスとは
リーンキャンパスは、表を埋めていくことで、プロダクトのビジョンを明確にしていくことです。
リーンキャンパスは、『Running Lean』という本で紹介された手法とのことです。
Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)
- 作者:アッシュ・マウリャ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
リーンキャンパスを使う状況
- 状況
- 比較的大きいプロダクトを作っている
- プロジェクトで起こっている問題
- このプロダクトの企画について、どの点に焦点を絞って考えていくべきか、あるいは、最小限考えるべきことがわかっていない
- チームの空気
- 企画について議論はしているが、アイデアが発散しており、チーム内で意見がまとまっていない。
リーンキャンパスを使った解決
リーンキャンパスでは、「いかに優れたソフトウェアだとしても顧客に受け入れられなければ意味がない」ということから、徹底的に顧客視点で考える。顧客視点で考えるには、
- 誰のどんな問題を解決するのか
- 顧客にどんな価値を提供できるのか
- それをどのようにして顧客に届けるのか
- それが顧客に届いているかどうかを確認する方法は?
あたりを考える必要があり。リーンキャンパスを埋めることでこの問いに対する答えが得られます。
まとめ
リーンキャンパスは、プロダクトのコアとなる部分が何なのか明らかにするための手法である。
この記事には概要しか書いていないので、『スクラム実践入門』を全部を読みたい人はこちら
そして、リーンキャンパスについて書かれている Running Lean の日本語訳と、英語の原著はそれぞれこちらです。
Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)
- 作者:アッシュ・マウリャ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/12/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
Running Lean: Iterate from Plan A to a Plan That Works (Lean Series)
- 作者:Ash Maurya
- 出版社/メーカー: O'Reilly Media
- 発売日: 2012/03/13
- メディア: ハードカバー