猫でもわかるWebプログラミングと副業

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スクラムのプラクティス「KPT」「技術的負債の返却」「継続的インテグレーション」 - 『スクラム実践入門』読書録 Part 7

初回を読んでない人

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スクラム実践入門

スクラムについてしっかり学んでおきたく、技術評論社から出ている『スクラム実践入門』を読むことにしたのでその記録です。

今回は「KPT」「技術的負債の返却」「継続的インテグレーション」と、知っている人が多い内容でしょう。

KPT

Keep, Problem, Try の略

スプリントレトロスペクティブを行う時の手法の一つ。

  • Keep(良かったので継続するべきこと)
  • Problem(改善するべきこと)
  • Try(良かったところを伸ばす案や、悪かったところを改善する案)

についてアイデアを出す。

Keepについてはちゃんと褒めましょう。

Problemは、全て列挙するより、1つか2つに絞って議論したほうが根本的な話をできるでしょう。

Tryについては、いつどこで誰が何をするかを具体的にし、実施しやすくしましょう。また、次回のKPTでちゃんとできていたかどうか、できた結果どうなったかを振り返りましょう。

技術的負債の返却

スプリントが進んでいくうちに、機能の実装はできているが、設計などが疎かになっている。これによりベロシティの低下という問題がでてきている。

技術的負債を返却するために、コードレビューやテストを通すことを非機能要件として定義したりする必要があります。

よく「ボーイスカウト理論」が言われます。

継続的インテグレーション

スプリントレビューの直前になって「プロダクトが動かない」ようなことにならないために、スプリントをとうして開発環境のデプロイや動作確認、テストなどを行います。

コードの検査を行う Code Climate を実行したりして、プロダクトを常に動くように保ちましょう。

最後に

この記事ではかなりざっくり書いていますので、詳しく知りたい人は↓の本を読んでみてはどうでしょう。