猫でもわかるWeb開発・プログラミング

本業エンジニアリングマネージャー。副業Webエンジニア。Web開発のヒントや、副業、日常生活のことを書きます。

システムアーキテクト試験に合格したのでやったことをまとめる

システムアーキテクト試験に合格したので僕がやったことをまとめます

僕のスペック

  • 勉強は得意
  • 持っている資格
    • 情報安全確保支援士
    • ネットワークスペシャリスト

ということで、平均的な受験者のスタートラインよりかなりアドバンテージを持っている状態でスタートしたことは把握しておいてください。

傾向

基本的なことは以下のブログを見ると良いと思います。

lethe2211.hatenablog.com

使用したテキスト

僕はこのテキストを使いました。テキストの選び方ですが、僕は、書店でパラパラ見て自分が「見やすい」と思ったものを選択するようにしています。毎回この方法でテキストを選ぶようにしています。

情報処理教科書 システムアーキテクト 2019年版

情報処理教科書 システムアーキテクト 2019年版

そもそもテキストを買うべきかどうかという問題がありますが、僕は買ったほうが良いと思います。テキストを買えば必要な情報(問題傾向、試験時間、対策、知識、過去問と解説)がてにはいりますし、特に過去問の解説についてはテキストを買わないと入手不可能だと思います。

対策

午前1

僕は免除されていました。

午後2

過去問5年分くらいやった以外は何もしていません。ほとんどは見たこと有る問題が出るのでこれで問題ありません。これで僕は88点でした。*1

午前1

テキストを1週か2週くらい読んで、過去問を1,2年分説いただけです。テキストも数十ページくらいしかなく、2,3時間くらいで読める量だったと思うので、ほんとに1日勉強したくらいです。

過去にネスペやセキスペを受けていたのでその貯金があったとはいえ、覚えるべき知識は圧倒的に少ないので余裕でした。当日は80点でした。

問題文にあるシステムの仕様などが記述されるので、それを文章に書いてあるとおりに正確に捉えるのが重要です。

システムが複雑なところや、「システムとしてここちょっとおかしいんじゃない?」みたいな怪しいところが出題対象になるので、この嗅覚が重要です。その周辺は丁寧に読み込みます。これはIPAの試験全部に共通していて、過去問などを説いているうちになんとなくわかってきます。

テクニックとして、問を先に読んでおいてから長文を読むと言う方法がありますが、僕は素直に長文を読んでから特ほうが良いと思いました。必要なところまで長文を読んで問に答える、それが終わったらまた長文の続きを読んで...と素直に解くほうがおすすめです。

午後2

ここが鬼門で、

  • 800字以内
  • 800〜1600字
  • 600〜1200字

の3つの論述を書かなければならず、時間がかなりギリギリです。本番は時間が足らず手が震えました。実際に時間を測って練習しておくことが重要です。時間配分を身に着けておきましょう。

問題選択も悩みものです。3問ありますが、自分に一番身近なものを選ぶのがいいでしょう。僕の場合は

  • 情報システム(いわゆる社内システムの置き換えとか)
  • Webシステムのユーザーインタフェースについて
  • 組込みシステム

だったので、2番目を選びました。正直ここの選択で迷っている暇はありません。

ネタを大量に用意しておくことも重要です。僕も2,3個ネタを用意していったのですが、結局どのネタも使えず、その場で思いついたネタを書くことになってしまったのが失敗だった。

一応書ききった。試験終了2分前くらいまで全力で書いていた。僕の中では出来は微妙だったが、結局合格した。採点基準はそんなに厳しくないのだろう。普通にかけていれば合格にはなるような気がする。点数がつくわけではないので、余裕の合格だったのか、ギリギリ合格だったのかはわからない。

重要なことまとめ

  • 時間を測って午後2の論述をやっておきましょう
  • 論述が書けそうな題材を用意しておきましょう

*1:合格点は60点です