猫でもわかるWebプログラミングと副業

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Mac はプログラミングにおすすめの PC ですが、どの Mac を買えば良いのか

僕はエンジニアとして働いていて、開発には MacBook Pro を使っています。そんな僕が、2021年おすすめの Mac を紹介していきます。



なぜ Mac なのか

Webサービスなどを動かすサーバーには Linux がインストールされていますが、Mac はこの Linux ベースの OS なので、Linux と非常に似ています。

プログラミングするときや、サーバーの設定をいじるときはターミナルを使うことが多いです。Mac を使う一番のメリットが、このターミナルです。

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このターミナルが、Linux と似ており、非常に扱いやすいです。



ターミナルに似たものとして、Windows にはコマンドプロンプトがありますが、操作の感覚が全く違うので、 Mac のターミナルを使うのが便利でしょう。

ただ、 Windows も、Linux ベースのターミナルに切り替えようとしているので、将来的には差は無くなるかもしれません。

また、Mac に比べて Windows は安価な場合も多いです。ゲームをする人は、絶対に Mac より Windows の方がいいと思うので、個人の好みに合わせて選択してください。

別に Windows だからといって、プログラミングができない、というわけではありません。



どの Mac が良い?

Mac にはいろいろ種類があります

  • iMac
  • Mac Pro
  • Mac mini
  • MacBook Air
  • MacBook Pro

個人的には、ノートパソコンである MacBook がおすすめです。iMac でもいいのですが、やはり、持ち運びができるのが便利すぎます。家の中で持ち運びするのはもちろん、気分を変えて外で仕事することもできます。

今はパソコンの性能も上がり、プログラミングするならノートパソコンで全然問題ないですし、大きな画面を使いたければ、ディスプレイを買って繋げることもできるので、MacBook シリーズが汎用性は一番高いかなと思います。

そしてなんと言っても、一番安価で買えます。



MacBook の中でどれを選択したら良い?

今、MacBook には3つのモデルがあります。

  • MacBook Air
  • MacBook Pro 13インチ
  • MacBook Pro 14インチ or 16インチ

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僕のおすすめは、MacBook Air です。正直、 Pro と Air のスペックの差はそこまでありません。プログラミングにおいては MacBook Air で十分なためです。

MacBook Pro についている Touch Bar (キーボード上のディスプレイ)が不要なのと、重量が少しだけ軽いのも、 Air をオススメする理由です。



MacBook Air をどういうスペックにするか

まず、MacBook Air には2種類ある。GPU(グラフィック、つまり画面描画に関するチップ)が1つ違う。正直スペックは誤差レベルで、なんで2つのモデルがあるのか謎なレベル。少しでも安い方にするため、左の7コアGPUを選択する。

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次にスペックアップだが、しなくても十分開発はできる。ゴリゴリの開発をしない人、初めて Mac を買う人、お金にそこまでの余裕がない人は、スペックアップしなくて良い。

PCは、3年程度で寿命が来るので、3年後には買い換えるつもりでいた方が良い。もっと高スペックなPCが欲しかったら、このタイミングで買い換えることもできる。



Docker とか使って、ゴリゴリ開発したい人は、スペックアップした方が良い。スペックアップの優先度は

  1. メモリを 8GB → 16GB に
  2. ストレージを 256GB → 512GB に

Docker で開発する場合は、仮想マシンに割り当てるメモリが必要になってくるので、メモリは増やしておいた方がいい。また、Docker イメージやデータで、ディスク容量が圧迫される。256でも、ちゃんとやりくりすれば問題ないが、面倒なことを考えたくなければ、512GBにしておくのが無難だ。



MacBook Air 、メモリ8GB、ストレージ256GB だと、115,280円である。正直、Macにしては安いのと、Apple M1 チップの性能がいいので、今買うのはかなりおすすめできる。

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メモリ16GB、ストレージ512GB だと、159,280円である。



MacBook Pro はどうなのか

MacBook Pro には、13インチと、14/16インチの2つに分かれている。

この2つモデルの大きな違いは、ディスプレイの解像度と、チップのスペック差である。

ただ、値段もそれなりに違うので、値段を考えると、14/16インチの方を買う理由はない。13インチの方でも十分すぎるスペックである。

MacBook Pro 13インチ

2つモデルがあるように見えるけど、実は同じで、左を選択しても、SSDをスペックアップすれば、右と同じ金額になります。

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MacBook Pro を選ぶ時点で、ゴリゴリに開発するつもりだと思うので、ストレージは 512GB、メモリは 16GB にすることをオススメします。これで 192,280円。高いですね。

MacBook Pro 14インチ/16インチ

14インチ/16インチのモデルの中には、Apple M1 Pro チップが入っているのですが、スペックアップで、 Apple M1 Max チップという、上位のチップに変更ができます。

Apple M1, Apple M1 Pro, Apple M1 Mac の主な違いはグラフィック性能です。

こちらの MacBook Pro には Touch Bar がないので、 Touch Bar 不要派としては結構嬉しいです。しかし、

  • ディスプレイの解像度が高すぎる。画面サイズそのままで解像度が上がっても、文字が小さく読みづらい
  • Apple M1 チップのスペックが十分すぎるので、 Apple M1 Pro チップにする必要がない
  • とにかく高い

ので、私はオススメしません。

14インチ、M1 Pro、メモリ16GB、512GBストレージ(全て最低スペック)の14インチ MacBook Pro では、239,800円

14インチ、M1 Mac、メモリ32GB、512GBストレージで、343,800円です。

16インチにするともっと高くなると思いますが、僕は持ち運びに適した、14インチがオススメです。



まとめ

プログラミングをしたいなら MacBook Air を変え!

スペックと価格の例

種類 CPU メモリ ストレージ 価格
MacBook Air M1 メモリ 8GB 256 GB SSD 115,280円
MacBook Air M1 メモリ 16GB 512 GB SSD 159,280円
MacBook Pro 13インチ M1 メモリ 16GB 512 GB SSD 192,280円
MacBook Pro 14インチ M1 Pro メモリ 16GB 512 GB SSD 239,800円
MacBook Pro 14インチ M1 Mac メモリ 32GB 512 GB SSD 343,800円