問題
- JavaScript における npm
- PHP における composer
- Python における pip
- Swift においては何?
答え
CocoaPods
解説
CocoaPods は Swift におけるパッケージ管理ソフトです。
導入方法
CocoaPodsはRubyで書かれているのでまずRubyを導入します。
筆者は masOS Mojave 10.14.6 を使っています。このあたりのバージョンなら動くはず。
Rubyのインストール方法
調べてください。バージョンは最新なら動くはず。(2.5とか2.6とか)
CocoaPodsのインストール方法
# gem ってのは Ruby で書かれたソフトをインストールするコマンドだと考えてください。 # ruby をインストールできていれば入っているはず # このコマンドで /usr/local/bin 以下に CocoaPods がインストールされます sudo gem install -n /usr/local/bin cocoapods # インストールした直後の初回だけ pod setup を叩きます # pod は CocoaPods を使う時のコマンドです pod setup # --version で CocoaPods のバージョンを調べられます $ pod --version 1.8.4
Swift のプロジェクトに CocoaPods を導入
CococaPods は Podfile というファイルにライブラリ依存を書いていきます。
- npm における
package.json
が - CocoaPods における
Podfile
ということになります
pod init
コマンドで空の Podfile が作成されます。
pod init
ここで、 Xcode のプロジェクトに CocoaPods を導入するコマンドを叩くので、一旦 Xcode を終了します。
閉じたら、 pod install
を実行します。
pod install
すると、プロジェクト名.xcworkspace
というファイルができたと思いますので、これを Xcode で開きます。今後はこっちでコードを書いていきます。今まで書いてきたコードは消えないので大丈夫です。
するとプロジェクトに CocoaPods の何かが追加されています。
パッケージをインストールしてみる
Podfile に # Pods for <プロジェクト名>
と書かれている部分にパッケージを追加していきます。例えばこうです。
# Pods for NicommonZapping # HTMLのパーサーライブラリ pod 'Kanna'
これで、 pod install
コマンドを叩くとプロジェクトにパッケージが追加されます。
pod install
- 作者:荻原 剛志
- 発売日: 2019/11/15
- メディア: 単行本