猫でもわかるWeb開発・プログラミング

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安田記念 分からなかったので馬券は買わず、サトノアラジンは予想外、ロゴタイプが強かった

安田記念の結果、レース展開や何故その馬が勝ったかを考えたいと思います。

予想

過去の安田記念の傾向と馬券の買い方

安田記念は荒れやすい傾向にあります。とは言え、1番人気〜3番人気の馬も馬券には絡んでくるので、軸を1頭決めて、馬連や三連複あたりを広く買う、というのが馬券の買い方だと思います。あるいは人気薄だが来そうな馬の複勝を買うといった感じでしょう。なかなか単勝一点買いは難しくなると思うので、購入金額を安く抑えるなら、1頭選んで複勝か、オッズも狙いたいなら単複か、といった買い方になるでしょう。

予想される展開

先行馬不在の状態、去年の安田記念に似た展開もあり得ると思います。つまりスローペースの前残り競馬。そこで、先行するか、ある程度前目から末脚を使える馬のうち、オッズの美味しそうな馬で複勝がそこそこ付く馬を狙うのが良かったと思います。(結局僕は分からなかったので馬券は買わなかったのですが…)

馬体重

安田記念は斤量が58kgと重めであるので、それなりの馬格が必要とされる。480kgは欲しいところだ。これ以下だと安心して買うことはできない。

気になっていた馬

上記視点で気になる馬は

コンテントメント

  • 馬体重がある
  • 内枠だし、陣営も先行すると宣言していた
  • 海外馬ということもありオッズがおいしい
  • 輸送で馬体重が減ってなければ、という点だけ注意したい

エアスピネル

  • 複勝はそんなにつかないが、実際イスラボニータとそこまで変わりない実力だと思っているので、その割に6倍付くのはおいしい
  • むしろ、内枠な分内を走りやすいし先行し易いのでイスラボニータより勝ちやすいのではないか、とまでも

ブラックスピネル

  • ジョッキー乗り替わりや前走の結果の関係で、実力の割にオッズが美味しい
  • 前走は後ろから行く競馬を試した結果の4着なので、先行すれば今回のレース展開に合う
  • 先行すると考えると、デムーロ→松山の乗り換わりもなきにしもあらずに感じた

ロゴタイプ

  • 前年の実績あり、その割にはオッズも美味しく、前残りなら勝てるのでおいしい

前日〜当日

前日の馬場傾向

ジョッキーたちはみんな内側をあけて走っていた。おそらく内側の馬場が荒れていたのだと思われる。こうなると、

  1. 外側の馬の不利はより大きくなる
  2. 1600mよりも距離が長くなる

という傾向があると考えられるので、そのあたりを考えると、イスラボニータやその他有力馬よりも内枠で、かつ1600以上の距離を走っていたエアスピネルが超有力に思えてきた。そう考えると、単勝6倍も付くのは美味しいのではないかと…

しかし、当日の馬場傾向

しかし、当日になるとみんな内ピッタリにつけて走っていた。前日とくらべて内の馬場の荒れが解消されたのか、内側にぴったりつけて走っていた。こうなるとエアスピネルを積極的に買う理由はなくなり、むしろイスラボニータが有力に思えてくる。先程言った”外側の馬の不利はより大きくなる”という不利が少なくなるので、外枠も書いやすくなる。

馬体重

イスラボニータエアスピネルともに馬体重が減っており、58kgの斤量を背負うには十分とはいまいち言いづらい。コンテントメントも激ヤセしていた。こうなるとロゴタイプを買えば良かったように思えるが、外枠なので買うまで決心できず、結局馬券は買わなかった。

予想外だったこと

結果サトノアラジンが来た。全くノーマークだったので買わなくてよかったと思った。僕の考えていた中で唯一当たる馬券はロゴタイプ複勝だったがそんなのは買えなかった…

以下、僕の中で予想外だったことや、予想で考慮してなかったことをまとめておくので、次のレースではこの点も参考にしたい。

東京1600mは最初の直線も長い

東京1600mは最初の直線が長いので、外枠からもロゴタイプがなんなく先頭に立てた。これは予想外だった。

ハイペースだった

ロゴタイプがハナに立った割にはハイペースになったのも予想外だったし、ハイペースだったのにロゴタイプが残ったのも予想外だった。

サトノアラジンの実力が予想以上だった

サトノアラジン、近走成績が良くなかったが、香港への輸送があったからなどでおそらく考慮外で、実際は上がりのタイムがかなり良く、ハイペースだったら十分来る可能性があった。まあこれに関してはそもそもスローを予想していたのでそこがダメだったが、ハイペースになるとしてもサトノアラジンが来るのは全く予想できていなかった。

エアスピネルが思ったより後ろからのスタートになった

前がつまって大分後ろからのスタートになってしまいましたね。それでも5着に入ったことは驚きでしたが、ちょっと最後の直線の展開がぐちゃぐちゃいしていて、それが味方しての5着という感じでした。逆にボニータ道がなくだいぶ不利があったので全然ダメだったという結果になりました。

ブラックスピネルもダメだった

直線に入った当たりの位置取りは非常に良く、勝つまであるかなと思ったのですが、ごちゃごちゃした中で サンライズメジャー→コンテントメント→クラレント って感じでちょっと斜行して進路がふさがり、ずるずる後退してしまった。この影響でちょっとコンテントメントも下がってしまった。注目していた馬が軒並み不利を受けてしまったので、(結果論だが)馬券を買わなくて良かった。

まとめ

  • 馬券は「勝てる」と思った時だけ買えば良い
  • 考察とかは知っかりする
  • 前日と当日の馬場状態を見れるようになったのは進歩だった

参考書

海外や地方の競馬場が多いので、中央だけやっている人に役に立つ部分は一部かもしれないが、競馬場ごとの特性が分かっていない人には役に立つ1冊。例えば、東京芝1600はこのようなコースです、というのが図と文字で解説してある。このようなコースの形状なので内枠有利、だとか、直線が長いので末脚勝負、というのがイメージしやすく予想の参考にはなりました。