猫でもわかるWeb開発・プログラミング

本業エンジニアリングマネージャー。副業Webエンジニア。Web開発のヒントや、副業、日常生活のことを書きます。

Herokuの無料枠がなくなる

Heroku's Next Chapter という記事が公開されて、Heroku の無料枠がなくなると噂になっています。

blog.heroku.com

内容について

最初の部分では、「Heroku は今後どうしていくべきか考えました」といった事が書かれています。

つづいて、Heroku の将来について、以下の4本立てでまとめられています

  • 今後の予定(Public roadmap)
  • 解決しなければいけない問題(Focus on mission critical)
    • ここで無料枠の話がされています
  • 学生と、非営利のプログラムのサポートについて(Student and nonprofit program)
  • オープンソースに対する支援(Open source support)

Public roadmap

Heroku のロードマップはここに乗っているので、気になる人は見て、コメントなどしてね、と書いてあります。

github.com

Focus on Mission Critical (無料枠の話も含む)

Herokuは簡単に使えて、利用者にも好評であること、また、様々な機能向上なども行っていることが書かれています。

しかし、Herokuの無料枠を悪用するするユーザーもおり、その対策にかなり手を取られているようです。本当はそのようなことに手を取られたくなく、もっと重要なアップデートに注力したいので、以下を段階的に廃止するとのことです。

  • 無料 Dyno
  • Heroku Postgres の無料プラン
  • Heroku Data for Redis の無料プラン

2022年10月26日から、1年かけて、利用されていないアカウントを削除していきます。

2022年11月28日から、無料プランを廃止し、無料のDynoやデータベース等のシャットダウンをしていきます。

関連するユーザーにはメールで連絡します。

以下のような低コストのプランは提供し続けます

  • 毎月7ドル〜の Heroku Dyno の Hobby プラン
  • 毎月9ドル〜の Heroku Postgres
  • 毎月15ドル〜の Heroku Data for Redis

価格の詳細は以下を確認してください

www.heroku.com

Students and Nonprofit Program

これまで、無料プランをつかって学習する学生は多く、学生のためにはなにか提供してあげたいと考えているようで、そのうちアナウンスがあるようです。

Open Source Support

Heroku はこれまで多くのオープンソースに助けられてきたため、 Heroku のオープンソースを助けてあげたいということが書かれています。

LGTMoonは?

もともとHerokuの無料枠を使っていましたが、ユーザーが増えるに従って、無料枠では足りなくなったので、今は PostgreSQL については課金して使わせてもらっています。

Dyno は無料の Dyno を使っていましたが、一旦7ドルのプランにしようかと思っています。

しかし、Heroku のコストもチリツモなので、どこかで格安 VPS とかに移すかもしれません。