いきさつ
brew upgrade
したら Emacs のバージョンが25になり、ターミナル上ではなくGUIで起動するようになった。GUIで起動しても大きな不便はないだろうと思っていたのだが、以下の問題があった。
- Google日本語入力IMEが働かない(日本語が入力できない)
git commit
でエディタにemacsを指定した場合、コミットメッセージを入力してC-x C-c
下あとにウィンドウのフォーカスがターミナルに戻ってこない
これらの問題を解決しようと、 .zshrc
などに alias emacs="emacs -nw"
などと指定していた。 -nw
はGUIではなくCUIでemacsを起動するオプションである。
ただし、これを指定してもgitのeditor設定には効果がなく、GUIで起動してしまう。いろいろ調べてみると、CUIだけで起動するemacsを入れ直すのはそこまで難しくないため、こちらの方法で対処する。
CUIだけで起動するemacsをインストールする方法
GUIで起動するemacsは、 brew install --with-cocoa
のようなコマンドでインストールされているということがわかったため、一旦emacsをアンインストールして、 --with-cocoa
なしでインストールし直せばCUIだけで起動するようになる。
$ brew uninstall emacs $ which emacs emacs not found $ brew install emacs
これだけである。 which emacs
した時にまだemacsコマンドが残っている場合はそれも消しておいたほうが無難だ。