iPhone 11 Pro の超広角レンズを試してきた
iPhone 11 Pro 発売直後のこのタイミングで小田原・鎌倉旅行に行ってきたので、超広角カメラを思う存分試してみました。
実際の写真を見て比較してみる
今までのiPhoneのカメラは26mmの広角レンズがついていましたが、今回の iPhone 11 シリーズには13mmの「超広角レンズ」がついています。*1
せっかく買ったので思う存分テスト撮影してきました。実際に見るとどんなもんかわかると思うので御覧ください。
小田原駅(3レンズの比較写真)
まずは3つのレンズで撮った写真を比べてみて画角(撮れる範囲の広さ)の違いを見てみます。
望遠レンズの写真
一番拡大されて撮れるレンズです。
広角レンズの写真
いままでもiPhoneについていた普通のレンズ
超広角レンズの写真
今回の iPhone 11 から新しくついたレンズ
全然範囲が違うことがわかりますね。
僕は、超広角レンズがついたという発表を見て iPhone 11 を購入したわけですが、この写真では広角レンズのいいところはあまり伝わりません。駅が広いことはわかるのですが、自分が後ろに下がれば今までのレンズでも似たような写真が撮れるからです。
本当に広角レンズが「すごい!」と思えるのは狭い場所に入ったときです。それが次の写真。
牛乳ラーメンが有名な「こぐま」の店内
次は小田原から鎌倉に行く途中の藤沢にあるラーメン屋「こぐま」*2の店内です。
今までのレンズ
このお店、座っているところのすぐ後ろが壁なので、今までのレンズだとこのような写真が限界です。これより後ろに下がることはできません。
超広角レンズ
それが、こうなります。
店内が意外と広いことがわかるようになりました。
鎌倉・鶴岡八幡宮のT字路
このスポット、鳥居の前にT字路があって非常に面白いスポットなんですが、その関係でポジションが取りづらく、写真が取りづらいスポットです。
昔行ったとき「全然うつらねぇ...」って悩んだ覚えがあります。
広角レンズ
以前に鶴岡八幡宮に来たのは6年前なので、多分iPhone 5とかだったと思うのですが、その時よりはいい写真がとれました。カメラのレンズも進化してきているんですね。
調べたら、iPhone 5 のカメラは焦点距離 29mm らしいので、iPhone 11の広角カメラのほうが微妙に広角になっています。
超広角レンズ
それが超広角になるとこうです。
ちょっとこれは僕のポジションがいまいち良くなかったのもあるのですが(右の建物の屋根とか写っちゃってるので、うまく取ればもっと広々見えたはず)、広角レンズと比べて交差点の様子がよく写っています。
鎌倉大仏の中
もう一つ、広角を試したかったのが鎌倉大仏の中です。鎌倉大仏は20円で中に入れるのですが、6年前に iPhone 5 で撮った写真がこちらです。
iPhone 5 で撮った写真
撮ったけどなんの写真かわからねぇ... ってなったのを覚えています。丸くなっているのが頭の部分です。
超広角レンズ
これが超広角レンズで取るとこうです。すごい!中の様子がわかりやすい!
鎌倉大仏の外
広角レンズ
超広角レンズ
これは外で、足をつかえば超広角じゃなくても似たような写真は撮れるとは思いますが、比較のため。
鎌倉「モンブランスタジオ」
これは特に比較写真はないのですが、狭い店内を撮った様子です。
小田原で移動しているときの車内
小田原でダイビングしたときの帰りの送迎車の中なのですが、今までの iPhone のカメラではこんな画角は取れませんでした。
まとめ
今回の旅行で、で広角レンズで撮った写真を公開してみました。カメラや GoPro, Theta などの広角レンズや360度カメラを持っていない人にはおすすめです。iPhone 11 (Proではないやつ)でも広角レンズはついていて、今までの iPhone と比べても高くないので、一回店頭で試してみてはいかがでしょうか。
また、 iPhone 11 では夜景モードで写真がとれたり、今までもあったポートレートモードも当然あります。これについても今回の旅行でいろいろ撮ってきたので紹介しようかと思います。
*1:ProじゃないiPhone 11にも「超広角レンズ」はついています。代わりに望遠レンズはありません。
*2:https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140404/14000852/dtlrvwlst/B111731333/