この記事について
超会議で初めてコスプレイヤーさんの写真を撮ってきたので、その時の反省や、ポートレートの取り方をまとめます。あくまでも初心者なので、間違っているところがあるかもしれません。
とにかく撮ってみることにした
まあ最初は誰でも下手なんだから、撮って勉強するしかないということで、レイヤーさんに話しかけて写真を撮らせてもらいました。注意として、コスプレエリア推奨以外では迷惑となることがあるので撮らないようにしましょう。
使用カメラ
Canon EOS Kiss X8i を使っているため、このカメラ以外では操作が異なることがあります。
モードは絞り優先モードを使う
上のツマミをクルクル回すと、Avと書いてあるところがあります。これが絞り優先モードです。これを使います。本当に初心者の場合はポートレートモードを使ってもいいと思います。
以下では主にAvモードでの設定について書いていきますので、ポートレートモードでは設定できない項目もあります。注意してください。
しぼりを開ける
しぼりを開ける効果は
- 入ってくる光が増えるので、明るくなる。また、シャッタースピードが速くなる。
- ピントが合っていない部分(特に背景)がぼやけて人物がくっきりする
というところにあります。標準レンズだとズームを最小にしてF3.5 (数値が小さいほどしぼりが開いている)程度なので、単焦点レンズ(ズームできないが明るく撮れる)のほうが綺麗に撮れます。
しぼりは、シャッターボタン手前のツマミを回すと調整できます。
仕上がりをポートレートにする
画面に色々設定が出てますが、画面右のQボタンを押すと設定が変えられます。
ピクチャースタイルというのがあり、デフォルトだとオートになっているのですが、これをポートレートにします。効果は…わかりません。(多分明るく撮れる)
オートフォーカスを一点AFにする
ポートレートでは、被写体の目にピントを合わせるようにします。オートフォーカスが、デフォルトだと19点自動フォーカスなどになっていると思うのですが、これだとなかなか目にピントがこなかったりします。そこで、これを一点AFにし、被写体の目にピントを合わせるようにします。
測光モードを部分測光に
まず、ポートレートを撮る時は基本的に逆光または半逆光で撮ります。これは
- 順光で撮ると、レイヤーさんが眩しいため、表情がかたくなる
- 逆光だと人物に立体感が出る
などの理由があります。
ここで、測光をオートにしておくと、どうしても周りの光にやられ、人物が暗くなってしまいます。部分測光は、中心付近のみ測光を行うので、そこにレイヤーさんの顔を持ってきて、明るく写るようにしてあげます。
フラッシュはたかなくていい
フラッシュは基本的にオフにしていました。最近のカメラは高性能なので、フラッシュがなくても十分な写真が撮れる上に、フラッシュの使い方がわかってないと、違和感のある写真になってしまいます。
まとめ
多分設定としてはこんなところです。
- Avモードかポートレートモードを使う
- しぼりを開ける
- 一点AFにしてピントは目に
- 部分測光モードにする
- フラッシュはたかない
レイヤーさんを撮るのは緊張するかもしれませんが、向こうも慣れているので安心しましょう。「写真いいですか?」とお願いすれば、それだけでポーズをとってもらえます。下手ならいきなりSNSなどには上げなくてもよいでしょう。
SNSにあげたい場合は、一言許可を取りましょう。レイヤーさんの中には、名前やtwitterを書いたプレートを持ってる方も多いので、最後にそれを持ってもらって写真を撮っておくと、連絡が取りやすいです。人によっては名刺だったり、twitter idを直接教えてもらえたりするので、誰の写真か分かるようにちゃんとメモしておきましょう。