初回を読んでない人
スクラム実践入門
スクラムについてしっかり学んでおきたく、技術評論社から出ている『スクラム実践入門』を読むことにしたのでその記録です。
今回は「ユーザーストーリー」と「ユーザーストーリーマッピング」をやります。
ユーザーストーリー
ユーザーストーリーは、「<ユーザー>として<達成したいゴール>をしたい。なぜなら<理由>だからだ」というフォーマットで要求を記述する。バックログの記述などに用いる。
例:
- ブログサービスの閲覧者として、ブログエントリにコメントしたい。ブログの持ち主とコミュニケーションを取りたいからだ。
- サービスの管理者として、ユーザーの増加傾向を確認したい。なぜなら今後の機能開発の取捨選択に役立つからだ。
ユーザーストーリは、機能の細部を表現するだけの情報量は持たない。
良いユーザーストーリー
良いユーザーストーリーを作るには以下が満たされているとよいとされている。
- 独立している
- 調整可能である
- ビジネス価値がある
- 見積もり可能である
- 手頃なサイズである
- テストが可能である
ユーザーストーリーマッピング
ユーザーストーリーを
- 時系列にそったユーザーの行動
- 実装の優先順位
の2軸で整理する。これで整理することによって、どこまで実装したらファーストリリースなのか、どこまで実装したらセカンドリリースなのか、が明確にできる。