iPhone 11 Pro では 4K で動画を撮ることができるのですが、デフォルトでは1080pの設定になっています。
今回は、iPhone 11 Pro で 4K 動画を撮ってみて PC に取り込み、そのまま YouTube に丸あげするということをやったので、その設定方法などについて書きます。
環境
- iPhone 11 Pro
- Windows 10
4Kを撮るための設定
設定 > カメラ > フォーマット で 「高効率」を選択(デフォルトでは互換性になっていた気がします)。
設定 > カメラ > ビデオ撮影 で 「4K60 fps」を選択(fpsは好きなもので良いです)
これで動画が4Kになります。
高効率って何?
iPhoneの設定画面にもちらっと書いてありますが、動画に関しては、高効率だとH265、互換性だとH264の動画フォーマットになるようです。
Windowsに関して言えばH265形式はデフォルトで再生できないので、ちょっと面倒になります。注意してください。
Windows 10 に取り込む
Windows 10 に iPhone 11 Pro を USB でつなげて、端末の中をエクスプローラーで直接見て動画を取り込んだのですが、うまくいきませんでした。
調べてみると、設定 > 写真 で「MacまたはPCに転送」を「自動」にしているとうまく行かないことがあるようです。これを「元のフォーマットのまま」にしたらうまくいきました。
これに関しては、もしかしたら僕のiPhoneの容量が少なかったのが原因だったのかもしれません。多分iPhone内部で変換してからPCに転送するので、ある程度iPhoneの容量が残っていないと、変換に失敗して転送が止まってしまうのではないでしょうか。
なにはともあれこれを設定することで動画をPCに取り込むことができました。
H265はWindowsでは再生できない
ただ、一つだけ問題があり、互換性を完全ニきってしまったので、Windowsでは動画を再生できません。このへんいろいろ設定が必要なのですが、今回は行いません。
編集しないのであれば、YouTubeにアップロードするとYouTube側が変換してくれるので問題ありません。
ただし、ニコニコ動画はH265形式に対応していないのでそのまま丸上げはできません。
YouTubeにアップロード
PCから取り込んだファイルをそのままアップロードするだけです。できた動画がこちら。
ちょっと夜の動画なので画質に関しては4Kの恩恵をほとんど受けられていない感じがしますが。
4Kで撮るメリットはほぼ無い
今回色々4Kで撮ってみたので、編集したり丸揚げしたり画質を比較したりしていろいろ試して見ようかとは思うのですが、現時点で思うことは「4Kで撮るメリットはほぼ無い」ということです。
なぜなのか
- 互換性優先が選択できなくなるのでPCでの編集や再生が大変になる
- 容量のめちゃめちゃでかくなるし扱いに困る
- 少なくとも現状では4K再生できる環境なんてほぼ無いので4Kは不要*1
- 正直画質はそこまで綺麗ではない
容量と互換性の問題がありながらメリットが非常に少ないです。ということで一旦設定は互換性の1080pに戻そうかと思います。
*1:僕もPCは1080pだし、みんなスマホで動画見るし